タイヤの劣化原因って? 長く使うコツ教えます!

■メンテナンスについて
コードに達している外傷、ゴム割れのあるタイヤは使用しないでください。
タイヤに亀裂又は釘、金属片、ガラスなどが刺さっていた場合は、タイヤ販売店に相談の上、取り除いてください。(異物を取り除いた場合、急激に空気が抜けるおそれがあります。)

タイヤサイド部に回転方向又は取り付け方法等の指定があるタイヤは、その指定の通りに正しく装着してください。

タイヤの摩耗は、駆動輪と操舵輪等装着位置によって受ける力が異なるため、均一にはなりません。異常振動・騒音の防止およびタイヤ寿命を延ばすため、位置交換(ローテーション)を適宜実施ください。

タイヤの位置交換は、車両の使用条件及び摩耗状態に応じて行ってください。また、偏摩耗の兆候が認められる場合は、速やかに行ってください。


位置交換の例(乗用車)

但し、回転方向又はタイヤの取り付け方法を指定されたタイヤについては、タイヤ販売店にご相談ください。

タイヤを保管する場合は、直射日光、雨及び水、油類、ストーブ類の熱源及び電気火花の出る装置に近い場所などを避けてください。

タイヤバルブは金属とゴムの複合製品であり、長期間の使用によりタイヤ同様徐々に経時変化します。
安全走行を確保するためタイヤ点検時に合わせて、タイヤバルブも点検してください。
バルブキャップはバルブ内部への異物侵入防止、腐食の抑制、気密信頼性向上の観点より必ず装着してください。

ホイールバランスが狂うと、ハンドルの振れや操縦不安定となります。
このような状態を感じたら早急にタイヤ販売店にご相談ください。

 

■ タイヤの保護・保管
美化・保護剤
市販の瞬間パンク修理剤またはタイヤつやだし剤等で、タイヤに劣化等有害な影響を及ぼすものは使用しないでください。

シリコンやワックス分が含まれているタイヤ美化剤やリム組み潤滑剤を塗布する場合は、トレッド表面(接地部)に付着しないように注意してください。もし付着した場合は注意して走行してください(目安として乾燥路で10km前後)。
タイヤの保管
タイヤ、チューブは、直射日光、雨および水、油類、ストーブ類の熱源および電気火花の出る装置に近い場所などを避けて保管してください。

タイヤ単体での保管の場合、特に内面に水や異物が入らないように保管してください。

長期間、取り外し保管しますと、タイヤ内部の薬品がにじみ出て床を汚すおそれがありますので控えてください。もし床面に保管する場合は、段ボール等厚い敷物をご使用ください。

タイヤ・ホイールセットでの保管の場合は、接地部の変形を抑えるため、なるべく横置きに保管してください。また、空気圧を使用時の1/2程度に落とし、ホイールバルブにはバルブキャップを取り付けて保管してください。