TOYO ハイト系専用スタッドレスタイヤ「TX」はここがすごい!

MK4αから進化したハイト系専用スタッドレスタイヤ誕生


タイヤ・ホイールカンパニー 西村です。

今季、トーヨー(TOYO:東洋ゴム工業)も新商品を発売しています。
ハイト系に特化したスタッドレスタイヤ「TX」です。
本日はこの新商品について、どんなタイヤなのかその進化した性能をぜひご紹介したいと思います!


そもそもなぜハイト系専用タイヤが必要なの?


最近は軽自動車でもタント、スペーシア、ウェイクなど背の高い車(ハイト系)が増えてきています。
室内空間が広いので快適ですが、軽く背が高いためにショルダー摩耗が顕著に出やすく、方向転換の時などでふらつきやすい傾向があります。
そのため、ふらつき対策を施したハイト系専用タイヤを履くことでタイヤが長持ちし、また安全性を向上させています。


TOYOの新スタッドレスタイヤ「TX」はどんな性能なのか?


☆TOYOの新開発ゴム「NEO吸着ナノゲルゴム」を採用!

この長い名前のゴムを使用することで、3つの特性が向上しています!
1つ目は、吸水性に優れた素材「NEO吸水カーボニックセル」を使用し、この素材の粒子を以前よりも大きくすることで、氷が解けてできるミクロの水膜を効率よく吸収させることで滑りにくくしています。
2つ目は、凹凸に密着するゴム「ナノゲル」です。氷点下でもゴムが柔らかく路面への密着性が高くなることで滑りにくくしています。
3つ目は、「鬼クルミ殻」です。氷を直接ひっかく効果があり、これはグリップを獲得するためには効果的です。こちらはTOYOのスタッドレスタイヤには20年以上ずっと入っていて標準装備となっていますね!

名前の由来は1つ目と2つ目ですかね…とにかく、これら3つの効果でグリップ力を高める処理が施されているのです!


☆トレッドの構造と剛性をさらにアップさせた!

ハイト系のふらつきを抑えるために、従来品に比べてトレッドの構造と剛性の強化がなされています。
外側、内側、ベースでコンパウンドの素材を変えて、コーナリングと氷上発進性能、制動性能を両立させています。また、溝の間に凹凸を作りサイプの倒れこみを防ぐことで、接地面を大きく取れるようにし制動性能を向上させています。

これらの改善により、氷上制動性能は同社従来品(Winter TRANPATH MK4α)と比べ12%もよくなり、コーナリングも8%向上しています。



こちらのタイヤですがサイズは全31サイズ、価格はオープンとなっております。
商品の説明もさせていただきますので、鳥取周辺にお住まいの方、近くに立ち寄られた方は是非お店までお越し頂ければと思います。

ハイト系車両をおもちのあなた!この冬の安全のために検討してみてはいかがでしょうか。


スタッフ一同心よりお待ちしております♪